人を責める前に 「曹源一滴水」より


人を責める前に

 

人は
 自分の悪いところを直そうとするよりも


直ぐに相手も悪い点を直そうとするのが
 常であるようです。


夫婦でも、親子でも、兄弟でも

 お互いに相手を直そうとかかる事が多いようです。



しかし 家の中の事にしても、
 世の中の事にしても

それは全てが私が写っている鏡だということです。


まず私が明るくなれば
 次第にその明るさが
  家中の鏡の中に写り出されていくでしょう。

相手を責めれば責めるほど
 責め返してきます。

自分さえなおしていけば、
 必ず周囲は直ってくるものではないでしょうか。

天にはいた つば は
必ず自分の顔にかかってきます。
 
泥をかけられたら
 かけ返さない方がよいのです。
  泥人形をわざわざ二つ作る事もないでしょう。


手折らるる 人に香や梅の花

育つほど 土手に手をつく 柳かな




人を責める前に 「曹源一滴水」より


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